第3回トレニックワールドin彩の国100mileリタイア記【South2周目編】

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第3回トレニックワールドin彩の国100mile

あらすじ
過去2回参戦させていただいているトレニックワールドin彩の国 100mile & 100km、過去2大会とも100mile(160km)に参戦し戦績は2戦全敗という結果...。

第1回は91km地点にて関門アウト、第2回は105km地点で関門アウト、今年こそは!と思いながら毎年頑張ってチャレンンジしています。

第3回目の今大会、その一部始終をぜひご覧ください。

 

第3回トレニックワールドin彩の国 途中経過ブログ

第3回トレニックワールドin彩の国100mileリタイア記【North編】

https://kayaributa-running.com/2018/05/23/the3rd_sainokuni_race_100mile_north/

第3回トレニックワールドin彩の国100mileリタイア記【South1周目編】

https://kayaributa-running.com/2018/05/25/the3rd_sainokuni_race_100mile_south_1/

 

初のSouth Stage 2周目突入!

Northを約8時間、South1周目を約11時間30分で周ることが出来ました、

Southもう1周をガチ歩きぐらいなら行けるほどの体力ありの状態。

過去2回ともSouth2周目に突入出来なかったので、

ようやく「その先へ」行けることが素直に嬉しかったです。

 

ここで1周目以上にしっかり食べたり着替えたりして、

ラスト約55kmに向けて準備を整えました。

午前3時ちょい前にSouth2周目に向けて出発!

このまま行けば完走出来るだろうと、この時は思っていました。

 

3回目大高取山と桂木観音エイド

South1周目の反省を踏まえて荷物は軽量を重視、

午前3時頃に越生五大尊つつじの近くの墓場を通るのは怖かったです。

1回目の大高取山の登りは非常に気持ち悪く苦労しました、

3回目の大高取山の登りは気持ち悪くはなかったですが、

既に100kmを越えていることもあり非常にきつかったです。

タイムも1周目と比べてもちろん悪かったです。

 

100mileのSouth2周目から各エイドにて関門時間が発生、

関門制限時間より2時間余裕を維持しながら進んでいました。

3回目の桂木観音エイドでもシチューをいただく、

夜明け前で一冷え込んでいる時間帯、

暖かいものが本当にありがたいです。

 

四寸道~高山不動尊エイド

South1周目のここの区間は凄まじく気持ち悪くなり、

しまいにはロード寝っ転がるほど追い込まれた所ですが、

2周目は遅々たるペースですがしっかり走れ、

四寸道からの登り返しも立ち止まることなく歩き続ける。

 

順調に進んでいると思いきや、

夜が明けるに連れてしだいに眠くなってきました。

だいたいここら辺で約26時間ほど起き続けています、

眠くなるにつれてペースがガクンと落ちる。

道端に布団があったら速攻で寝れるほどの眠たさ、

眠気と戦いながらも一歩一歩登って行く、

すると突然、右の斜面からガサッと大きな物音がしました。

 

クマ出現か!?

 

と思ったら大きなカモシカでした、

「なんだよ、ビビらせんなよ」

と思いながらおかげでも目が覚めたので感謝です。

「おはよう!」

と声を掛けたら速攻で逃げて行ってしまいました。

 

関八州見晴らし台への急登もしんどいので、

誰か来ないなかなぁ、

と後ろを見るも来る気配はない、

カモシカからの激励もあまり長く持たず再び眠くなってくる。

ヘロヘロで2回目の関八州見晴らし台に到着、

あとは高山不動尊エイドまで下るだけ、

ここら辺に来ると下るだけで足裏が痛くなってくる、

100mileの難しさってこんな感じかと初めて思い始めました。

 

高山不動尊エイド

高山不動尊エイドに到着するも眠くてしょうがない、

眠眠打破を投入するも一瞬効くが、我が睡眠力の強さは尋常じゃない(負けてくれ!)

胃はやられていないが、あまりエイド食を食べる気は起きず、

でも食べないとこの先は確実にもたないだろうと思うので、

腹に溜まりそうなものを胃に詰め込んでいく、

ここのエイドでコーヒーを2杯頂く、カフェイン最高!

 

エイドで座っているとすぐに眠くなってくるので、

ガチで眠らないうちに高山不動尊エイドを出発する。

ここら辺で登ると股関節が痛くなり、下ると足裏が痛く、走ると右脛が痛む、

三重苦に耐えながらあと約40kmほど、気持ちとの戦いが始まる。

 

西吾野駅~子の権現

新コースの細かいアップダウンに再びボコボコにやられる。

ここら辺で本格的に夜が明ける、朝日が眩しい、

日が明ければ目覚めるかと思いきや効果なし、

あまりにも眠いので西吾野駅の近くにある自販機でコーヒー(ボス 贅沢微糖)を購入、

ホットが欲しかったが、冷たいのしかなくガッカリだったが超美味かった!

 

ここから再び子の権現の長い登り、

「もう登れないよ」って気持ちは強いが、登り出すと止まらず登り続けれる、

こういう感じが不思議???

『無言』を通り越して『無心』で登り続けていく、本当、修行の境地ですよ!

 

子の権現の茶屋へようやく到着、

大会の為に夜間営業をやってくれていましたが、さすがに早朝は店を閉めておりました。

ここで暖かいうどんが食べたかったよ、

子の権現までくれば、あとは数回登り返しがあるが竹寺まで下るだけ、

下りもジョグ以下の速度でしか下れないほど疲弊しきっており、足裏も超痛い、

泣きながら下っていると遠くから聞き覚えのあるメロディーが聞こえてくる。

人間、極限状態になると幻覚・幻聴など現れると聞きますが、

ついに自分にも「幻覚・幻聴デビュー」か!??

なんて思っていたのですが、

気のせいじゃない感じ、よく聞くと爽やかなリコーダーの音、も、もしや?

昨日、慈光寺エイドの手前、堂平山の急登でリコーダーを吹いて応援していた、

 

リコーダーお姉さんがまさかの再登場!!!!

 

ヘロヘロだったけど、マジで元気出ました!

しかもお姉さん、今回はパンダの被り物をしながらリコーダーを吹いていました!!

Amazonではコレしかありませんが、

実際は遊園地等にいるあの大きな被り物でした。

 

凄いよ、こんな山中でパンダのでかい被りものして応援してくれるなんて、

さすがにこの時は笑顔になりました。感謝です。

 

終焉の地 竹寺(2回目)

まさか竹寺に再び来れるとは思いませんでした、

すっかり日も登り日差しが痛い、気温もどんどん上がってきて暑くなってきました。

ん?確か日曜日の最高気温は20℃くらいと聞いていたが、

あきらかに25℃越えは必至の感じ、午前8時ぐらいだけどかなり暑い。

エイド近くの縁台に腰を降ろしとりあえず食べる、足は痛いし、眠いし、この先の地形を知っているだけに、残りの行程を考えるとめげる。

じっとしてると寝そうになるので、重たい腰を上げて出発しようとするが、

何か体の調子が芳しくない、口内が異常に腫れあがってきている。

 

この症状は、自分の経験上『脱水症状の兆候』、

しかもかなりヤバイ感じまで進行してしまっている。

そういえば、South1周目に帰還してから食べ物は摂取していましたが、飲み物は朝方の寒さもあり、昨日に比べればほぼ飲んでいなかったことにようやく気づきました。コーヒー飲んだぐらい。

 

やっちまった…

このときの心境です。

 

幸い竹寺エイドにいるのでここで、大量に水を摂取し、水も多めに持って次のエイドまでなら持つかな?と思いましたが、

現状の脱水症状はこれ以上回復はしなく徐々に悪化して行く感じです。

 

賭けで進むか?それとも止めるか?

 

冷静に考えてリタイアを選択しました。

これ以上進んでも症状は悪化するだけ、ヘタしたら山中で動けなくなる可能性は大です。

動けなくなってしまったらそれこそ大事故を起こしかねないし、下手したら天に召される可能性まであります。

悲願の完走を目指して選手生命を削りながら達成するのか?それともまた出直しか?

 

答えは簡単ですね、出直しです。

しっかり対策を立てて、また挑戦すれば良いじゃないか、現状、想像以上の事が起きて対応できなかっただけ、

100km以上の距離で起こるさまざま出来事を今回で経験出来ただけでも収穫はあったかなと思います。

 

竹寺で自分の第3回トレニックワールドin彩の国は終了しました。

 

水を大量に摂取し、残りの体力と動かなくなりつつある足を使って、最後はバス停に無事に辿り着くように進みました。

約131km地点で終了、

3回目の挑戦ですがまた完走出来ず、でも1回目、2回目に比べれば今年は大きく躍進できたかなと思います。なんせSouth2周目に行けたからね!

まあしょうがない、また来年もチャレンジだね!

まだまだトレランを頑張らなければいけないし、「目標がある」ということはありがたいことです。

次こそ完走目指して頑張ります!

次回、少しあとがきを書いて彩の国編は終了したいと思います。

 

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