【滑落】雲取山登山にて滑落した時のお話

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雲取山で最近滑落事故が多い件

七つ石山小屋さんからのTwitterより、

9月~10月にかけて既に3軒の滑落事故が発生している

との記事を拝見しました。

 

 

3件の滑落事故のうち1件は死亡、他2件は重症とのことです。

滑落しているの3件とも「雲取山 日帰りピストン(鴨沢ルート)」、

いづれも小袖登山口まであと10分~20分の地点で滑落しており、

年齢は40代と60代の方で3件とも下山中に滑落された模様です。

 

自分も過去に同じルートにて滑落事故を起こしたことがあります。

かなり運が良く大事には至りませんでしたが、

ヘタしたらこの世にはいなかったと思います。

今回のブログでは当時の「どのように滑落したのか?」詳細を綴りたいと思います。

 

2013年5月4日 雲取山ピストン(鴨沢ルート)

滑落1時間前ほどに撮影した雲取山山頂

 

ゴールデンウィーク真っ最中の2013年5月4日、

単独で雲取山登山へ行ってきました。

当時の自分はまだハーフマラソンしか完走したことがなく、

フルマラソンやトレイルレースに出場したことがない状況でした。

この頃はトレランの恰好での登山ではなく、

登山靴、ザック、トレッキングポール等を所持し、

万全の状態で雲取山へ登りました。

 

 

午前6時時頃から鴨沢を出発

ゴールデンウィーク真っ最中ということもあり朝4時頃に起床し、

車で鴨沢の駐車場まで行きました。

到着するなりすぐに準備し「小袖登山口」から雲取山に向けて登山開始!

(おそらく午前6時頃)

雲取山山頂碑いまは石の山頂碑に変わってます

 

順調に登り午前9時頃には「雲取山山頂」に到着、

山頂で写真撮影や軽食を食べたりして、

山頂が混まないうちにすぐに下山しました。

 

下山はトレッキングポールを使用しながら慎重に下っていましたが、

スピードハイクで登ってしまったことにより疲労困憊、

さらに起床が早かったので寝不足気味、

下山はかなり疲弊した状態だったと思います。

 

 

七ツ石山巻き道ルートで下山

『旧:七つ石山山頂碑、別日撮影』

 

「七つ石山も寄ってみようかな?」

と思っていたのですが、

眠さと疲労で登る気が起きず。

来た道と同じく七つ石山を巻いて鴨沢へ下山するルートで下山しました。

 

七つ石山の巻き道は道が細く、

片方は急峻な崖になっており所々に木々は生えているだけ、

木々がないところで踏み外したら、

そのまま谷底まで落ちていくであろう危険箇所です。

 

自分が滑落したのはこの巻き道でした。

 

「危険だな」と頭で認識しながら進んでいたのですが、

一瞬気が緩んだときに右足が崖側に向かってしまい、

登山道を踏み外し、そのまま体ごと崖に転落しました。

 

2~3mぐらい落ちたところでザックが笹に引っ掛かりスピードが緩んだところで、

近くにあった木に手を伸ばし滑落を逃れ、

そこからなんとか這い上がり登山道に復帰出来ました。

 

滑落した場所はたまたま笹が群生している所だったので、

幸い笹に引っ掛かったことで助かりましたが、

もし何も無いところだったら無事じゃなかったと思います。

滑落で擦り傷と右膝を強打しただけで済みましたが、

山の恐ろしさを改めて学べた出来事です。

 

 

反省

このときの「雲取山ピストンコース(鴨沢ルート)」についての反省、

 

  • 単独行動
  • 寝不足
  • 登りを懸命に登ってしまい下山時はほぼ力尽きた状態
  • 滑落したときは前後にハイカーがいなかった

 

ゆっくり慎重に進んでいても、

疲労や寝不足で注意力が散漫になってしまい、

意識が乱れらときに足を踏み外してしまったのかなと思っています。

 

危なかったとは言え「九死に一生を得た貴重な体験」でした。

これ以降の雲取山登山では巻き道は使わず、

七つ石山へ登って鴨沢へ下るようになりました。

 

雲取山は日本百名山でもあり東京都最高峰の山でもあるので、

一度は訪れてみたい人気の高い山ですが、

自分が滑落事故を起こしてしまった以外にも、

たくさん危険箇所があるので、

くれぐれも無理をしない行動が大切です。

 

最後に、

登山届はしっかり提出しましょう!

 

 

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